HappyHalloween

毎年10月31日に行われるイベントがハロウィンです。その起源は、古代ヨーロッパのケルト人が始めたお祭りといわれており、このお祭りには、秋の収穫をお祝いするだけではなく、先祖の霊をお迎えするとともに悪霊や魔女を追い払う目的がありました。日本でいえば「お盆」にあたる行事になります。後に、キリスト教会が11月1日を「諸聖人の日(All Hallo)」と定めたことから、その前夜の意味の「All Hallo Eve」が転じて、ハロウィンと呼ばれるようになったといわれているようです。

ハロウィンの起源とされる古代ケルトでは、10月31日に先祖の魂が家を訪ねてくると考えられていました。同時に、悪霊や魔女も一緒にやって来て、家畜や作物を荒らしたり子供をさらうともいわれていました。そのため人々は悪霊たちから身を守るために、悪魔や魔女の格好をすることで「仲間」だと思わせたのです。

ハロウィンのシンボルとして有名なのが、目と口と鼻をくり抜いて中にキャンドルを灯した、カボチャのランタンです。このランタンには、「ジャック・オー・ランタン」という名前がついており、部屋の窓辺などに飾ると魔除けの役割を果たし、悪霊を怖がらせて追い払うといわれています。

(1)ハロウィンかぼちゃに下書き(2)ハロウィンかぼちゃの
お尻を切り抜く
(3)ハロウィンかぼちゃの
種を取り出す
(作り方手順1)ハロウィンかぼちゃの表面に、デザインをマジックやクレヨンで描きます。この時思っているよりも少し小さめに書くのがポイントです。※ハロウィンかぼちゃの匂いが気になる方は、切り抜く際、庭先など外で新聞紙をひいて作業をするのがオススメです。(作り方手順2)ハロウィンかぼちゃのお尻を丸くカットします。種を取るので手が入る大きさくらいの円に切り抜くと丁度いいです。カットして取り出したハロウィンかおぼちゃのお尻の部分も後で使うので取っておいてくださいね。(作り方手順3)ハロウィンかぼちゃのお尻の部分を切り取ったら中の種を取り出します。ハロウィンかぼちゃには水分があるので新聞紙などを敷いて、床や机が汚れないようにしましょう。
(4)ハロウィンかぼちゃに
切り込む
(5)ハロウィンかぼちゃの顔を
切り抜く
(6)ハロウィンかぼちゃを
乾燥させる
(作り方手順4)ハロウィンかぼちゃの顔を切り抜いていきます。最初に大きなパーツからナイフでゆっくりカットしてみてコツを掴んでから、細かいパーツを切り抜いていきましょう。この際に、小さく下書きしたのがここで利いて描いた線の外側を切り抜くと、マジックの跡が残らずキレイに仕上がりますよ♪(作り方手順5)輪郭に切り込みを入れましたら、ハロウィンかぼちゃの内側から指で押すとポコっとパーツが取り出せます。取り出せない場合は、無理に抜こうとせずにもう一度ナイフで切り込みをしっかり入れましょう。つなぎの部分が細い場合は注意して割れないように!!(作り方手順6)全て切り抜いた後は、風通しのいいところで乾燥させましょう。そうしますと日持ちがよくなります。
(7)ろうそく(又はランタン)の土台を作る

(作り方手順7)ハロウィンかぼちゃを切り抜いたお尻の部分にロウソク(又はランタン)を置き土台を作ります。ロウソク(もしくはランタン)に火を灯し、上から作ったお化けかぼちゃの顔をゆっくり乗せます。※火の扱いには十分にご注意下さい。

ハロウィンといえば、魔女やモンスターに扮した子どもたちが街を練り歩き、「Trick or Treat!(トリック・オア・トリート)」と声をかけてお菓子をねだる光景が有名です。「Trick」には「騙す」「悪戯をする」などの意味があり、「Treat」には「おもてなし」「ごちそう」などの意味があります。子供たちに「トリック・オア・トリート」と言われたら、大人たちは「ハッピーハロウィン!」と答え、お菓子を渡すのがルールになっています。お菓子は悪霊を追い払うという意味があるそうです。

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