秋から冬へと季節が移り変わる11月。🍠🍁
肌寒い日が増えると、自然と“温かい飲み物”が恋しくなりますね。🫖
日本では、甘酒・ほうじ茶を飲んで冬の和菓子と一緒に楽しみながらホッと一息つくのが文化ですよね。また、効果的にも意味があり体の芯から温まりますよね。
世界の国々でも、寒い季節に欠かせない伝統的な飲み物があります。
寒い季節、温かい飲み物には「体を温める」だけでなく、「人と人をつなぐ」力もあります。温かい飲み物は単なる「飲み物」ではなく、文化・社交・家族のつながりを象徴しています。
各国の寒い時に温まる代表的な飲み物を紹介します。
🍊 韓国:「ゆず茶(유자차)」
韓国の冬の定番といえば、ゆず茶。スライスしたゆずの皮と果汁を蜂蜜や砂糖に漬けて作る、ビタミンたっぷりのドリンクです。
お湯を注ぐと、ふんわり甘酸っぱい香りが広がり、風邪予防にもぴったり。
韓国では、家族や友人へのおもてなしとしてもよく登場します。寒い日に「유자차 한 잔 하세요(ユジャチャ ハンジャン ハセヨ/ゆず茶を一杯どうぞ)」と言われると、心まで温まる気がします。

🌼 中国:「菊花茶(菊花茶)」
中国では古くから“お茶は薬”という考えがあり、体を整えるための花茶文化が発達しました。
その代表格が「菊花茶」。乾燥させた菊の花をお湯に浮かべると、黄金色の花びらが広がり、ほんのり甘く爽やかな香りが漂います。
目の疲れやのどの乾燥を癒す効果もあるとされ、長時間パソコン作業をする現代人にもぴったり。
冬の午後にゆったりと菊花茶を飲む時間は、中国式の“温養”文化を感じさせてくれます。

🍷 フランス:「ヴァン・ショー(Vin chaud)」
ヨーロッパの冬市でよく見かけるのが、スパイス入りの温かいワイン「ヴァン・ショー」。
赤ワインにオレンジやシナモン、クローブなどを加えて煮込む、フランスの冬の風物詩です。
クリスマスマーケットでは、冷たい手を包みながら香り豊かなヴァン・ショーを楽しむ人々でにぎわいます。
“身体を温めるだけでなく、心もほっとさせる飲み物”として、ヨーロッパ中で愛されています。

ロシア:チャイ(紅茶)&クワスの温かいアレンジ
冬はストーブで温めた紅茶を飲むことが一般的。
- 「サモワール」と呼ばれるお湯を沸かす器具で家族や友人とゆっくり飲む。
- 寒い地方では、黒パンやハチミツを入れて飲むことも。

ドイツ:グリューワイン(Glühwein)
- フランスのヴァン・ショーと似て、赤ワインにスパイスやオレンジを入れて温める。
- クリスマスマーケットでは定番で、手を温めながら飲む文化がある。

インド:チャイ(Masala Chai)
- 紅茶にミルク、砂糖、スパイス(カルダモン、シナモン、生姜など)を入れて煮出す。
- 寒い冬だけでなく、朝の目覚めやティータイムにも欠かせない国民的ドリンク。

イギリス:ホットチョコレート&ホットアップルサイダー
- 寒い冬は、クリーミーなホットチョコレートが定番。
- スパイス入りのホットアップルサイダーも冬の風物詩。

メキシコ:アトレ・デ・チョコラテ(Atole de Chocolate)
- トウモロコシ粉とチョコレート、シナモンで作る伝統的な温かい飲み物。
- 朝や夜、家族で飲む習慣がある。

トルコ:チャイ(紅茶)&サーレップ(Salep)
- 紅茶は国民的飲み物。寒い冬はカップで熱々を飲む。
- サーレップは野生のランの根から作られるミルク飲料で、シナモンをかけて温める。
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